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新進気鋭のミステリー作家汀こるもの氏の「THANATOS」シリーズに出てくる建築の設計をいたしました。非実在建築物の設計ですが、ストーリー展開に合わせて忠実に舞台を再現させていただきました。 汀こるもの氏の「THANATOS 水槽読本」(2010)に初出掲載されております。詳しい解説はそちらをご覧下さい。(こるもの氏のHPで2010年6月から通信販売予定←現在絶版) 2011.02追記:「パラダイス・クローズド THANATOS」文庫化に伴い水鱗館の新しい図面が本に掲載されることになりました。発売は2011.02.15です。[詳細] |
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立花邸 フランク・ロイド・ライト設計ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)をベースにして設計いたしました。広い邸宅に高校生二人だけで居住するという設定なために一部の部屋以外はほとんど物置扱いという設定。 居住スペースの方々にはアクアリウム好きの主人公が設置した水槽が設置されているという設定。その為におそらく相当の補強工事は必要になったことでしょう。 旧山邑邸は基本的に4階建てですが、こちらは三層(地上二階、地下一階)でメインのエントランスは地下扱いの場所にあります(未作図)。 |
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メインリビング。個人宅にある3M水槽は圧巻でしょうね。 隠す様にして設置されているのは上階に続くダムウェーター(荷物用エレベータ)。作中の小道具的に出てきます。 BRAVIAの液晶52型は壁掛け式。 |
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2階部分。水槽の隙間で居住する兄・美樹といまどきの若者の弟・真樹の対照的な居室。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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水槽メインの部屋とは言え兄・美樹の居室の湿気は果たして居住に耐えられるのかが心配なところ。 水換えのために大きめなシンクがありますが旧山邑邸でも厨房だったところでつじつまは合っております。 弟・真樹の部屋はちょっとしたAVルーム。VIERAのプラズマ65型設置。 |
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水鱗館 小笠原の孤島にある別荘。太平洋を望む眺望に優れた館。 アクアリウム好きな作家の所有ということでここでも水槽が方々に置かれている。 特にダイニング部分には円柱形のモナコ水槽が設置されており、それを囲む様にダイニングテーブルが配されている。 各室の配置は作中の通りであり矛盾はない(はずである)。 小笠原でこの規模の別荘を建てるとなると相当の建設費がかかると目されるがあえて目をつぶる。さぞや資産家の作家なのでしょう。 |
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怪魚処やすもと 作中で登場する熱帯魚ショップ。モデルがあるとのことですが、設計者は与り知るところではありません。 エントランス床のマークはこの店のロゴマーク。 生体売場には60cm水槽が72本、45cm水槽が84本です。ショーウィンドウとして180cm水槽が上下2段で4本設置。 |
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浅岡彼方居室 美大生浅岡彼方のお部屋。ちょっと広めの洋室7畳ほど。 肺魚プロトプテルス・アネクテンスを飼い、その勇姿を描くのが趣味らしい。イーゼルが唯一美大生らしいところでしょうか。 ちなみに水槽の脇にあるのは作中で肺魚にかじられたブラシ。 |
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「立花邸解説」 「日本の洋館―その変遷と保存―」民明書房より 作図参考文献 |
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汀こるもの「THANATOS」シリーズ |
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